2014/12/14

Fête de noël de Madame


生ハムのムース © setsuko kato 2019

マダムのクリスマスパーティーは、いつもとてもワクワクします。
そこここに飾られた可愛いクリスマスのオブジェや、ギャラリーのような絵の数々...。
とびきり美味しいマダムとJさんのお料理、そしてみなさんの熱いボサノヴァ生演奏。
素敵なものでいっぱいなのです。
早めのクリスマスをあたたかい心の人たちと一緒にお祝いできることは、とても嬉しいことです。

私も少しお料理を作りました。
生ハムのムースは、刻んだ生ハムにバター. 生クリーム . サワークリーム. ポートワイン. 胡椒を入れてミキサーにかけるだけで軽い口当たりのムースができます。
上にディルをツリーに見立てて乗せ ピンクペッパーとトリフを散らしました。

子持ち蒟蒻柚子の香り銀杏添え © setsuko kato 2019

南天の葉の上に乗せた子持ち蒟蒻は、マダムの庭の柚子と良く合い銀杏も散らしてちょっとお正月気分です。

豚のワインハーブ蒸しクスクス和え、紅芯大根のマリネ クロゼッティパスタ© setsuko kato 2019
豚は塊のまま3日前からワインとハーブに漬け込んで、キノコやブロッコリー. パプリカ . スナップエンドウと蒸し、パラパラに炒ったクスクスを雪のように降らしてみました。
周りに紫とピンクの紅芯大根のマリネ. クロゼッティパスタを添えて。

© setsuko kato 2019
マダムの家の吹き抜けの広い玄関には私のオブジェがあります。
こんな素敵なところに飾らせていただけて、ほんとうに嬉しいです。

© setsuko kato 2019
家自体が作品のようなお宅です。
そしてこのパーティー自体がマダムという作品なのかもしれません。
楽しいパーティーをありがとうございました!

2014/12/08

Exhibition Report 3

© setsuko kato 2019

展覧会に御越し頂いた多くの皆様、心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
初めてお会いする方、数十年ぶりに見て頂けた方々、
皆様のお力添え  あたたかい励ましのおかげでこうして作り続けてこれたのだと思います。
自分の一番好きなことを仕事にできたことは、とても幸運なことでした。
これからも作ることで少しずつこのご恩に報いたいと思っています。
お買い上げ頂いた全ての作品のお届けも終わり、ほっとすると同時に
次に向かって新たな作品作りができますこと、感謝いたします。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。


© setsuko kato 2019© setsuko kato 2014

© setsuko kato 2019
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© setsuko kato 2019


© setsuko kato 2019

Exhibition Report 4

© setsuko kato 2019

© setsuko kato 2019
© setsuko kato 2019

© setsuko kato 2019

© setsuko kato 2019

Moineauさん、たいへんお世話になりました。ありがとうございました。


イルちゃん、ありがとう!大好きです!

© setsuko kato 2019

2014/10/23

Exhibition Report 2

母子-Our darkest griefs may hold our brightest hopes (wire 銅)h1200 x w800   © setsuko kato 2019
光に溶け込みそうなこの作品は、銅のワイアーとゴールドのモザイクタイルでできています。
2階まで吹き抜けた大きな窓のあるお宅に入れさせて頂けることになり、とても楽しみです。
同じ場所でも1日の光によって表情が変わると思います。
タイトル 『Our darkest griefs may hold our brightest hopes』は、Arther Tressの本から付けさせていただきました。
『我々の最も暗く深い悲しみには、最も明るい希望が含まれているのだよ。』(訳Shinobu Abe)
大好きな言葉です。


庭越しに作品を眺めることができる、Café e Galerie Moineau。
美味しいカプチーノやガレットもあり、ゆったりと時を過ごすことができます。

2014/10/22

Exhibition Report  1

La vita è bella © setsuko kato 2019

10月16日から展覧会が始まりました。
初日からお客様がいらっしゃり作品をお買い上げいただき、嬉しいスタートになりました。
沢山の方に見ていただけたら、とても幸せです。
どうぞ 皆様お気軽にお越しいただけたらと思います。

作品『La vita è bella - Life is beautiful』は、アクリルにシャンデリアパーツ,ラインストーンが付いた、吊り下げる形のインスタレーションです。
空間に合わせて吊り方を変えられるので、ツリーのように丸く吊っても楽しいです。
光と風が少し入ると、くるくる回りシャンデリアパーツがきらめき美しいです。
いろいろな形のモチーフは、生きている中に散りばめられる日々の要素で、日常の生活を祝福しています。
生きていることが生きる目的であると、知人が以前言っていました。
私もほんとうにそうだと思います。
だから命を大切に。希望を捨てないで。
夜はいずれ生まれたての眩しい朝日を連れてきます。

2014/09/18

La vita è bella

© setsuko kato 2019

『 La vita è bella 』

人生は美しい
生命は素晴しい
生活はステキ
元気はいいね
生命の源は美しい

La vita è bella の意味はいろいろです。
Vita はVitamin(ビタミン)の語源でもあります。
大好きなロベルトベニーニの映画のタイトルでもあります。
イタリア語はその音だけでも元気になる、パワーのある言語です。
 扉を開きその先へ導いてくれたのもイタリア語でした。
このタイトルは、今ほんとうに私が感じていることです。

どうか命を大切に。
どうか子供や動物の命も守られますように。
自分の命も人の命も等しく大切に敬意を持って扱われますように。
世界がどんなにその姿を変えたとしても、La vita è bellaと信じていたいのです。

2014/09/01

setsuko kato Solo Exhibition 『 La vita è bella 』

© setsuko kato 2019

setsuko kato Solo Exhibition 『 La vita è bella 』
10/16 - 11/3
at 
Café et Galerie  Moineau

個展のお知らせです。
仕事でずっと作り続けているうちに出来上がった作品を、まとめてゆっくり見て頂きたいと思うようになりました。
古いものから新しいものまで 、メディアに流れていないものも多く ほとんどが初めて見て頂けるものだと思います。
立体のオブジェなので、ぜひ実物を見て感じて頂けたら幸いです。


上野公園と根津の間、木々に囲まれた公園の中を通り抜けたところに隠れ家のように素敵な一軒家があります。
シックな植物が植えられた中庭を眺めながら、美味しいガレットやクレープも戴けるお洒落で居心地の良いカフェのあるギャラリー Moineau(すずめ)です。
秋のお散歩がてら、いらして頂けたらたいへん嬉しいです。 
お待ちしております。

Café et Galerie  Moineau
〒110-0008 東京都台東区池之端4-16-31
TEL:03-5834-7903 FAX:03-5834-7904
URL:http://www.moineau.jp/ 

東京メトロ根津駅 2番出口より徒歩7分 / JR上野駅 公園口より 徒歩15分
営業時間 11:00~19:00(L.O.18:00) / 定休日 月・火曜日(祝日は営業)

2014/08/18

Harvest Moon

夏の夕暮れ
夕空を見ながら『Harvest Moon』の地麦酒を飲む。
ここのビールは香りが素晴しく、味のバランスに優れ、一番好きかも知れない。
Harvest Moonは、夜空に満ちて柔らな光で収穫の時を告げる月だそうです。

窓の外は白波がたつ海です。
昼間はしっかり泳いで、お腹もぺこぺこ。
 『Roti's House』はお料理も美味しく、身体を動かしてしっかり食べられる幸せ。
明日からも元気にゆこう!


2014/07/31

L'ete


暑中お見舞い申し上げます。

 日差しはきりりと暑く、蝉時雨もいっそう勢いを増し、植物もジャングルの勢い。 

夏です。

あおいそら、あおいうみ、あおいほし。

水が恋しくなります。

夕暮れ時の打ち水,ゆかた、夕涼み、かき氷 。

はなび、えんにち、とおくできこえるたいこのおと。

夏は素敵です。

どうぞ皆様お身体ご自愛下さいませ。

子供の頃と変わらずにある夏を楽しまれますように。


マレフィセント。。

2014/06/19

Arpoador

  Léo Tomassini を聴いていると、潮騒の香りがしてきそうです。

 
 
身も心もとても楽になって、ゆったりとほぐされてゆく
大人の音楽です。
 
 
アルバム 『Arpoador』はどの曲も好きですが、3曲目に入っている ”Elizabeth” は
 Caetano Velosoが歌っていてとても素敵。
この夏はこれを聴いて過ごしそうです。

2014/06/06

Japanese pepper

雨が落ちて来る前に、実山椒を摘みました。
掌が良い香りです。

  やっとエスプレッソカップ一杯分だけど、

ちりめん山椒を作りました。
下に敷いた大きな葉も、横に乗せた小さなものも同じ木の芽です。
春から葉っぱもずいぶん大きくなりました。
割れ山椒という形の器に盛りつけて楽しみます。

季節は移り、今やらなければいけない仕事は庭にも家にも作品にもあり、気ばかりが急いてしまうけれど(山椒を煮ていたらそんな風には見えないと思いますが)、手を動かしてひとつひとつ前に進みます。
どれも手の仕事だから文字通り手一杯 、沢山あるのは猫の手ばかりと尻尾が4つ...。
唯一手を使わないのは歌だけですので、これは安心と口遊みます。
(くちずさむとは、口が遊ぶと書くのですね!)

The Crickets (Os Grilos). Marcos Valle, Stacey Kent, and Jim Tomlinson.

2014/05/22

Wind of the fragrance

 
Pierre de Ronsardが満開になりました。

フランスの詩人で「詩人たちの君主」(le prince des poètes )と称えられた人の名前がついたバラです。
どんな詩なのか読んでみたいですね。
少し前までジャスミンがその高貴な香りで庭をいっぱいに満たしていたのが、今は名残のジャスミンに ピエールドロンサールの青リンゴのような香りと ニオイバンマツリの甘く濃密な香りが混じり合い、まるで香水のように複雑なアロマを風に乗せています。天国はこんな香りではないのかしら...と思うほどです。
ニオイバンマツリ
山椒の実も大きくなってきました。
冬の間に玄関屋根に枝を誘引したので、きれいに咲いてくれました。
気分は絵本の『ちいさいおうち』です。(バージニア・リー・バートン著 石井桃子訳)
『お日さまを みることができ、お月さまや ほしも みられます。
 そして、また、はるや なつや あきや ふゆが、じゅんに めぐってくるのを、
 ながめることもできるのです。』
しあわせなことです。