2019/04/22

Withered, but still beautiful


Withered, but still beautiful  枯れてなお美しき
そんな風に歳を重ねてゆけたらと、心密かに思います。
余分なものを心にも体にも纏わず 風のように吹き流れ 
微かな芳香を残し 静かな情熱を内包して
 
 

2019/04/08

La primavera è arrivata nel mio giardino




















この盃をうけてくれ
どうぞなみなみつがしておくれ
花に嵐のたとえもあるぞ
さよならだけが人生だ


宇武陵「勧酒」 
和訳 井伏鱒二

2019/04/01

Se di tutto resta un poco

アントニオ・タブッキのドキュメンタリー『すべてかすかに残るなら』を観ました。
タブッキは、大好きな「インド夜想曲」の作家であり、ポルトガルの詩人フェルナンド・ペソアの作品をイタリア語翻訳しています。
ペソア の詩のいくつかは曲がつけられ、ポルトガル語で歌うことができます。
タブッキとペソアには、私はSaudadeという共通のイメージを持っています。
二人共私には身近に思えて、リスボンの街を歩いてみたくなりました。
私にも少しSaudadeがわかるようになったのかも知れません。

イタリア文化会館ではブックフェアーもやっていて、素敵な絵も見て

大好きなポールのクロワッサンとクイニーアマンをお土産に、幸せな1日。

2019/03/26

Recital Mexicano de Primavera

メキシコ大使館公邸にオペラを聴きに行きました。
ホセ・アダン・ペレス(バリトン)カルロス・オスーナ(テノール) オラリア・カストロ(メゾソプラノ)森川実千代(ピアノ)さんの演奏にマリアッチのギターも加わって。
サロンで行われたので歌い手さんたちからの距離がすごく近く、シンプルな編成に力強い声がまっすぐ飛んできて、とても感動しました。歌って素晴らしい!

リサイタル後はカクテルパーティーで、メスカリを頂きながらたくさん飾られているマヤやアステカの彫像たちを見て回ります。
初めて飲むメスカリは燻製のような香りで 面白い味。竜舌蘭からできているそうで体に良さそうでもありますが、かなり強いです。
 カワイイ!
 ダンスする犬?
宇宙人?
smile~!
Muchas Gracias!

2019/03/15

Le Verdurier

千駄ヶ谷のLeVerdurierで、フランスのミシュラン2つ星店で活躍されたシェフのジャポネフランス料理をいただきました。 
アミューズ 
・ゴルゴンゾーラのチーズケーキ セミドライレーズン添え

 オードブル 
・京地鶏とフォアグラのバロティン  トリュフ風味 ホワイトアスパラガス添え
トリュフの香りが地鶏ととても合い、アレンジして自分でも作りたい味です。
野菜もしっかりした歯ざわりで風味が濃いです。

 オードブル
・10種類の野菜のポタージュ

メイン
・シャラン鴨肉のコンフィ
皮はパリパリ身はしっかりしているのに柔らかく味わい深いです。
付け合わせのジャガイモも一手間かけてあって美味しく、これも見習いたい。
友人は・ノドグロと牡蠣のソテー トラフグの焼きリゾット

デザート 
・ガトーショコラ レモンカードのプティング? 博多あまおう

どのお料理も風味が凝縮されていて美味しく、とても勉強になります。
お店のインテリアにガラスの塊がいくつもあり、実はこのことも尋ねたくて行ったのですが、素敵なボサノヴァライブと美味しいお料理、作り手のお友達との尽きない会話、偶然の出会いもあり、人は宝だなぁと幸せな日々。

2019/03/14

KABUKI

歌舞伎座内の川端龍子「青獅子」
色も構図も力強く、とても好きな絵。 

演目には虎も出てきて、チャーミング!楽しい楽しい!

 
着物や背景画の色が、透明度の高い色に少しグレーを入れたような
大人っぽいブライトカラーで本当に美しく、
日本人の私が観ても斬新な組み合わせでさえあります。

お話も笑いあり、不憫な涙あり、歌舞伎はいつでもとても勉強になります。
日本の美しさをもっと学びたいと思うのです。

2019/03/08

Broccolo Romanesco e Camelie

© setsuko kato 2019

ジャガイモ、エリンギ、アンチョビをヨーグルトで和えて蒸し
軽く蒸したロマネスコとからし菜を添え、ピンクペッパーを降り前菜に。
料理実験中なので何になるのか出来上がるまで解りませんが 、
ともかく美味しく出来てよかったー。
庭の椿花の落ちたのを小皿に活けて 小さな春を愛でつつ...と、しっとりしていたら

© setsuko kato 2019
 今日はミモザの日「Festa DELLA DONNA」! 自分にも感謝!

2019/03/07

AMA


 『AMA』 WRITER-DIRECTOR-DANCER  Julie Gautier

ヴェネチアにある世界で最も深いプールでのパフォーマンス。 
Julie Gautierと夫のGuillaume Néryは、共にフランスのフリーダイビングの
チャンピオンで映像作家です。
素晴らしく美しい!

2019/03/06

butterbur sprout

© setsuko kato 2019
フキノトウ!春です

© setsuko kato 2019
 tagliatelle all’uovo di fiori di farfaraccio
フキノトウのタリアテッレ
蕗の薹とピスタチオに生ハム、マスカルポーネ、卵入りのタリアテッレ
とてもシンプル、パワフルな春の味

2019/03/05

Waking Life

Waking Life at Hermès Japon

銀座エルメスがセレクトする今年の映画のテーマは『夢を追いかけて』です。
1回目から非常に面白い!
リチャード・リンクレイター監督の「Waking Life」は哲学がテーマの映画で、
今の自分が考えていることと幾つもリンクするところがあり、自分に必要なものはちゃんと出会えることに感謝しました。

「Exercise your human mind as fully as possible, knowing it is only an exercise. Build beautiful artifacts, solve problems, explore the secrets of the physical universe, savor the input from all the senses, feel the joy and sorrow, the laughter, the empathy, compassion and tote the emotional memory in your travel bag 」

それは単なるエクササイズであることを自覚し できるだけ完全にあなたのマインドを鍛えなさい。美しいものを作り 問題を解決し 宇宙の秘密を探り あらゆる感覚から刺激を受け 喜びと悲しみ 笑い 共感 思いやりを感じ 感情的記憶を旅行鞄に詰めよう。


2019/03/01

Teapot stand

© setsuko kato 2019

お白湯かハーブティは毎夕食のお供なので、ティーポット敷を作りました。
シャンパンのコルクを繋げ、紐をぐるぐる巻いて、庭のベイリーフも加えて。
暖かいポットを置いたらベイリーフの香りがするかしら。
楽しくお食事できますように!

長い間鉄剤を飲んでいたので、鉄分の吸収を悪くするカフェインを夜は取らなくなって久しく、平日は家でお酒も飲まないので、お白湯とハーブティは欠かせません。
でも、こんなの作ったらシャンパンが飲みたくなっちゃうかも??

© setsuko kato 2019
いえいえ、レモンバームティー!

2019/02/26

Hina-matsuri

 

うちのお雛様は、ケーキドームに入るほどの小ささです。
もう30年以上も前に、浅草寺仲見世の「助六」さんで見つけました。
今売っているものとは表情が違い、この作り手さんはもう作られておられないかと思います。
よく見ると作りに癖があり、もしかしたら左利きの人が作ったものじゃないかと
想像しています。
小さいのでどこに引っ越しても持っていけるし、このお雛様と一緒に一生雛祭りを迎えらたら嬉しいなと思います。


お雛様は変わらないけれど、20代初めの娘はいくつも歳を重ね、
失くしたものはあるけれど それ以上に素敵なものを受け取って、
山越え谷超え旅をして、考えて、何かを育み、何かを生み出し、生きて、愛してきたのだなぁと、お雛様に感謝するのが大人の私の雛祭りでしょうか。
そして、大事なものは何ひとつ失っていないことに気づきました。
それは内側にあるので、失くすことはないのです。

2019/02/20

palindrome

© setsuko kato 2019

夜中に目覚め寝付けない時、回文を作ります。
そんなことしたら さらに頭が冴えて寝付けなくなりそうですが、
いらぬ心配をするよりワハハと笑ってまた寝るほうが楽しいです!
家族には気持ち悪がれると思うのでオススメとは言えませんが...。


「ボサノバばうたうばばのサボ」
ボサノバば歌う馬場(婆婆)のサボ
サボ(木靴)を履いたプロレスラーの馬場が、ボサノバを歌う
もしくはサボを履いたお婆さんがボサノバを歌う(自分のことか...) 


「ゴウゴウゴンタきぬたのタヌキタンゴうごうご」
GOGOゴン太 砧の狸 タンゴウゴウゴ
砧の狸のゴン太はノリノリでGOGOとタンゴを踊りますが、そこは狸なのでちょっとウゴウゴっとしたノリで


「リオにいかんサンバのバンサンカイにおり 」
RIOに行かんサンバの晩餐会に居り
サンバの晩餐会で、やっぱりリオ・デ・ジャネイロ行こうと閃く

駄文失礼いたしました。。汗。

2019/02/17

Piglet dream

© setsuko kato 2019

夢みるこぶた
こぶたは夢をみている。
星が瞬く夜空。 太陽の光を浴び花びらをほころばせる花たち。
こぶたはとてもしあわせ。
夜空の星も、野原の花も、みんな友達だから。

こぶたにも辛い時期があった。
病に倒れ、パートナーと別れ、子供のように大切に育てた犬を亡くした。
たった一人の兄弟を亡くし、住む処も失いそうで、生活の糧も無くし、 天国へと猫を4匹見送った。
こぶたの12年はそんなふうに次から次へと大波に揺れた。
でもこぶたは自分を不幸だと思ったことがない。
病の痛みは医師と薬が、悲しみは時が、真っ暗闇の穴に落ちてゆくような不安は友達たちが、いつも癒してくれたから。
夜空の星が瞬き、野の花が風に揺れれば、こぶたはその星や花の中に友達たちの笑顔を見ることができる。
こぶたの宝物は友達。
こぶたはしあわせ。ひとりじゃない。 
ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

こぶたは目が覚めても夢をみている。
こぶたが起きても夢をみる時、何かが生まれ出る。
新しいオブジェ、新しい料理、新しい歌。
こぶたの仕事は夢をみること。その夢で人をしあわせにすること。
しあわせなこぶた。

© setsuko kato 2019

2019/02/10

AQUAVIT

 AQUAVITで、美しく美味しいお食事を頂きました。
ミシュランでニューヨーク店は2つ星、ロンドン店が1つ星のお店です。
「Gravlax and marinated carrot サーモンのグラブラックス 有機人参のマリネ」
 軽めにマリネされた人参の食感と溶ろけそうな程のサーモンにオレンジマヨネーズとディルのソース、グレープフルーツ、人参の下にはエシャロットとマスタードで和えたサーモンのタルタル、素晴らしい味のハーモニーと美しさです。

「Marinated fish with egg yolk and vegetables 
鮮魚のマリネ 卵黄と野菜のブーケ」
さっと炙った鰤のマリネにビオラの花びらが散るブーケです。
 横から見ると茶色のお皿なのに正面から見ると虹色に光り、
オーロラのようでハッとします。

「Pork loin with fermented mushroom 黒豚ロース肉 発酵シャンピニオン」
縁をカリッと焼いた黒豚の低温蒸しに、
発酵させたことで深みと酸味を出したキノコが絶妙で初めての味わい!美味。

photo by minako k
Pâté Grandmère of pork and chicken liver パテ・グランメール ピクルス添え」

photo by minako k
 「Fish of the day」

「Dessert 洋ナシにエスプーマ」
洋ナシとマンゴのようなエスプーマがとても美味しい!作りたい!
お皿の淵のグリーンの粉はマカロンを砕いたものだそうで、
どこまでも想像力を刺激され嬉しくなるお料理の数々でした。
 
お花は多分ニコライ・バーグマンかしら?

白と木を使った広い店内は印象的な花と絵が飾られ、とてもピュアな美しさです。
 フィンランド旅行のダブルレインボーや美しい森のお話を聞きながら頂く
初めてのモダン・ノルディック・キュイジーヌは、まだ見ぬ北欧に想いを馳せる
素敵な時になりました。
オーロラや沈まないオレンジ色の太陽を夢見ています。