2015/05/31

Vichyssoise de fèves

そらまめのヴィシソワーズ

「採れたての空豆がたくさんあるから取りにいらっしゃい」と連絡があり、豆は採れたら真っ先に料理すると美味しいもの、いそいそと頂きに行きました。
帰ってすぐに料理、空豆のフルコースが出来ました。
莢ごと焼いた焼き空豆、ルクエで蒸した空豆にオリーブオイルとゲランドの塩、 冷たく冷やした空豆のヴィシソワーズ、空豆とパルミジャーノとブリーのパスタ。
あとは山盛りのサラダを食べ、メインの肉料理にはたどり着けず翌日に。
温かい料理を前にしては、撮るより食べる方が大事なので写真は一枚きりです。
新鮮な空豆の味を生かすためにハーブやスパイス,ブイヨンさえ使わずに作ったので、シンプルに美味しい。


マクロビ料理のプロの料理人である友人から、出汁や動物性のものを使わずに野菜の味だけで十分美味しいものが作れると以前に聞きました。
幸い近所で採れたての新鮮な野菜が手に入るので、できれば皮ごと なるべく素材の味を楽しみます。
肉も魚も凝った料理も大好きだけど、シンプルで力強い野菜料理は 体を内側からキレイにしてくれる気がします。
さっきまで畑にいた まだ太陽の熱が残っているような野菜を食べると、命を頂いているのがよく感じられます。
命を頂いて命をつないでいるので、ちゃんとおいしく残さず食べたいと思っています。
「いただきます」は、農家や漁業や酪農の人たちと料理を作ってくれた人への感謝と、命を頂きますという生命への敬意の言葉なんですね。
今日も美味しく「いただきます」。

主人がいつもご馳走になっています...ペコッ (pepe談)
AさんHさん、たいへんお世話になりありがとうございました...ペコx4
                       (猫代表 may談)

2015/05/18

The beauty and the tasty

Pierre de Ronsard
庭のつるバラのピエール ドゥ ロンサールも 次々と咲いています。
一つの軸にいくつかある蕾の、咲きほころんだものから切り花にしているので
茎が短く小さなコップに活けています。
庭の花は立派な花瓶よりガラスのコップに活ける方が好きです。
威張っていなくて自然の感じが、優しくて居心地よいから。

普段着の前菜
新ジャガのローズマリー風味、アボガド、ビーツと蕪のマリネ、生ハム。
この上からたっぷりと美味しいオリーブオイルをかけていただきます。


2015/05/09

Chamomile

ベランダで育てたカモミールです。

昨年の1鉢からこぼれた種で3株になりました。
今年も花を全て摘まずに種を結び、来年また殖えてくれたら嬉しいなと思っています。

鉢植えで少しずつしか収穫できないので、ドライにせず摘み採ったそのままをカモミールティーにしました。
青リンゴのようにフレッシュな良い香りと ほのかに後味に残るハチミツのようなすっきりとした甘みで、ほっとします。
ドライで売っているものとははっきりと味が違います。
ぜひフレッシュな生花のカモミールティーをお勧めしたいです。
就寝前に飲めば、花の香りとともにぐっすりと眠れます。

たくさん収穫できるようになれば嬉しいけれど、今は少しずつしか採れないことも実は気に入っています。
少しだと大切に扱うし、発芽してからお茶にするまでの時間を思うとその味も丁寧に味わうようになります。
なにより植物に感謝する気持ちになります。太陽にも風にも。
お金を出せばなんでも買えるけど、育てる楽しみと植物に感謝する気持ちは買えません。
自給自足は無理でも、小さな鉢から植物とつながる大きな楽しみを頂いています。

ローズゼラニウムとワイルドストロベリー。
小さな収穫はまだまだ続きます。

2015/05/03

Malus halliana 2015


今では新緑の葉がフレッシュなエネルギーをくれる海棠、4月には本当にたくさん咲いてくれました。
今年は花も心持大きく数も多く満開で、どこを撮ったら良いか迷うほどです。


この庭に植えられてから、そろそろ30年位経つと思います。
この木の寿命は判りませんが、いつまでも元気でいてくれたら嬉しいなとお世話しています。


2階のベランダから、猫もお花見です。


ベランダでは、昨年こぼれた種からハーブも育てています。
カモミール、オレンジミント、ローズマリー、サラダバーネットも出てきました。
猫のノエルはレモンバームとワイルドストロベリーの葉を食べるのが好きです。
ローズゼラニウムの香りも好きそうで、そばでよくお昼寝しています。
ハーブと花と猫。幸せな風景です。