2019/04/30

L'OFFERTA DEL CUORE

 
Firenzeの蚤の市で見つけた、L'OFFERTA DEL CUORE

お願いが叶った時、奇跡が起こったことの感謝として教会に奉納されたものです。
イタリアのどの教会にも沢山飾ってあり、願いが叶えられた証です。
ハートの中央の文字は、GがGrazia(加護,慈悲)RがRicevuta(受け取った)と
言う意味。
うちにはこれともうひとつ、さらに古いL'offerta del cuoreがあり、奇跡の証が
ふたつです。
奇跡があることを信じて、守られていることに感謝しています。


2019/04/28

The Marsdreamers



連休に旅行中の方も多いと思いますが、わたしは火星です。

Hermès Le Studioで、火星移住を真剣に夢見る人たちのドキュメンタリー
「The Marsdreamers」を鑑賞。
火星ではひょろりと細長く背が伸びるそうです。(少し嬉しい)
砂嵐が何ヶ月も続き、小さな宇宙船の窓から何も見えずに閉じ込められてしまいます。(ちょっと嬉しくない)
かつては水があったのか、火山が爆発していたであろう、今は赤土の砂漠に
ピンク色の空、二酸化炭素の空気だそうです。
そんな過酷な星に新しいユートピアを作りたいと願う人たちの夢。
人は夢見る生きもの。
どんな状況でも夢が生きがいになり希望となって前に進んでゆきます。

火星旅行の持ち物リスト
・鋏(工作するため)
・金ヤスリ(火星の石を削って何か作る )
・ノートと鉛筆
・本「タオは笑っている」R・M・スマリヤン(ハタチの頃からの愛読書) 
  「星の王子様」(子供の頃からのFavorite)
・CD「Ça va, ça vientPierre Barouh、「Luminoso」 中村善郎
PIERRE HERMÉ のマカロン(冷凍できるから大丈夫!)
Moët & Chandon Rose(できれば。。)

わたしが火星に行く目的は、お友達の宇宙人?に逢うためです(たぶん。。)

2019/04/22

Withered, but still beautiful

© setsuko kato 2019

Withered, but still beautiful  枯れてなお美しき
そんな風に歳を重ねてゆけたらと、心密かに思います。
余分なものを心にも体にも纏わず 風のように吹き流れ 
微かな芳香を残し 静かな情熱を内包して
 
 

2019/04/08

La primavera è arrivata nel mio giardino




















この盃をうけてくれ
どうぞなみなみつがしておくれ
花に嵐のたとえもあるぞ
さよならだけが人生だ


宇武陵「勧酒」 
和訳 井伏鱒二

2019/04/01

Se di tutto resta un poco

アントニオ・タブッキのドキュメンタリー『すべてかすかに残るなら』を観ました。
タブッキは、大好きな「インド夜想曲」の作家であり、ポルトガルの詩人フェルナンド・ペソアの作品をイタリア語翻訳しています。
ペソア の詩のいくつかは曲がつけられ、ポルトガル語で歌うことができます。
タブッキとペソアには、私はSaudadeという共通のイメージを持っています。
二人共私には身近に思えて、リスボンの街を歩いてみたくなりました。
私にも少しSaudadeがわかるようになったのかも知れません。

イタリア文化会館ではブックフェアーもやっていて、素敵な絵も見て

大好きなポールのクロワッサンとクイニーアマンをお土産に、幸せな1日。