2013/10/23

Oltre il filo dell'orizzonte


イタリア文化会館で、アントニオ・タブッキ展を観ました。
20代の頃好きで何度も読み返した本「インド夜想曲」の作家です。
映画「Nocturne indien」も久しぶりに観ることができました。
インドの街の混沌と対照的に、多くの人々が街路や病院で眠る静かな映像に
シューベルトのノクターンが流れます。
眠りは安らかで死にも近く、深く染込む場面です。
言葉や説明が少なく、ジャン ユーグ アングラードの憂いに満ちた表情と共に
私も旅をしていました。


 アントニオ タブッキ
Antonio Tabucchi (Tullio Pericoli 画  カタログより)


タブッキのイメージの源泉であった、詩人フェルナンド ペソア
Fernando Pessoa (Tullio Pericoli 画  カタログより)

人々の、やりたかったけれど、やらなかったこと
やってしまったがゆえに、だめにしてしまったこと
心の中に仕舞いこんで、誰にもいわなかったこと
それらすべてのために
わたしが夜、海辺を歩くときの
あの切ない気持ちがつくられたのだ
<Fernando Pessoa>


私の魂は 自分を探し さまよいつづける
願わくは 私の魂が 自分に出逢いませんように 
何ものかであることは牢獄だ 自分であることは 存在しないことだ  
逃げながら 私は生きるだろう──より生き生きと ほんとうに

<Fernando Pessoa>

 


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