2011/10/26

Autumn Leaves

この季節、森は木の葉のグラディエーションでなんと美しいことでしょう。

緑からレンガ色までのいくつもの複雑な色はどこから生まれるのでしょうか。

落ち葉の湿り気をおびた香りと、足の裏にドングリを感じながらそっと歩くと

自分が野生動物になったような気持ちになります。

暖炉の薪がはぜる音と香り、姿のとどまること無い炎はいくら見ても見飽きること

がなく、どんどん無心になってゆきます。

こうやって自分を一回空っぽにすると、心が洗われたようで

本来の新鮮な感覚で世界を見ることができます。

そんな感覚磨きに、今回もまた友人の別荘に遊びに行かせて頂きました。。。


2011/10/19

Two letters by the olive leaves

© setsuko kato 2019



made by olive leaves

© setsuko kato 2019



 オリーブの葉でキッチンに書かれたラブレター 現在形と過去形。


2011/10/14

Our darkest griefs may hold our brightest hopes

© setsuko kato 2019
made by Amethyst uncut stone, Hook of the brass &Glass


アメジスト原石の心臓から赤いガラスの血が流れています。

ハートは真鍮のフックに引っかかり、流れ星と月が巡ります。


”我々の最も暗く深い悲しみには、最も明るい希望が含まれているのだよ。”
”Our darkest griefs may hold our brightest hopes”   Arthur Tress


2011/10/12

Love the life you live. Live the life you love.

© setsuko kato 2019
made by wood, tortoise shell, pinecone & gold scrubbing brush

生きているのが 嬉しい楽しいと感じることがあります。

そう感じられることに心から感謝しています。

厳しい季節もくぐり抜けて、今があることが本当に嬉しい楽しい。

動物やまだ言葉を持たない赤ん坊でさえ、生きているのが嬉しい楽しいと

めいっぱい表現していることがあります。

おそらく生命というのは本来、嬉しい楽しいものなのかもしれません。


2011/10/03

Guardian angel of the atelier

© setsuko kato 2019

made by driftwood, clay & red glass beads

ジュゼッペさんの工房には、ジュゼッペさんお手製のキリスト像が

仕事場を見下ろす天井付近にひっそりと飾られていました。

銅製の年季の入ったもので、その手にはドライになった葉が挿してありました。

仕事場に神様が居て下さるのは心強いですし、なにより作るという作業は

自分一人の力とは思われないことも多々あり、日本に帰ってから私の

Laboratorio(アトリエ)にもと作った物です。

流木に粘土で作った顔と手足と心臓、銅やアルミ、ビーズなどです。

私は特定の宗教や神様をもっている訳ではありませんが 、自分にはとても及ばない

大きな力のようなものに見守られたり助けられたりしているように思えますし、

お祈りもついしてしまいます。

形はキリスト像ですが 、私には八百万の神というのも感覚的にはしっくりするもの

なので、どうかおゆるし下さい。

© setsuko kato 2019

 森で赤い実の蔓草をみつけたので、一緒に飾ってみました。