Pierre de Ronsardが満開になりました。
フランスの詩人で「詩人たちの君主」(
le prince des poètes )と称えられた人の名前がついたバラです。
どんな詩なのか読んでみたいですね。
少し前までジャスミンがその高貴な香りで庭をいっぱいに満たしていたのが、今は名残のジャスミンに ピエールドロンサールの青リンゴのような香りと ニオイバンマツリの甘く濃密な香りが混じり合い、まるで香水のように複雑なアロマを風に乗せています。天国はこんな香りではないのかしら...と思うほどです。
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ニオイバンマツリ |
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山椒の実も大きくなってきました。 |
冬の間に玄関屋根に枝を誘引したので、きれいに咲いてくれました。
気分は絵本の『ちいさいおうち』です。(バージニア・リー・バートン著 石井桃子訳)
『お日さまを みることができ、お月さまや ほしも みられます。
そして、また、はるや なつや あきや ふゆが、じゅんに めぐってくるのを、
ながめることもできるのです。』
しあわせなことです。