2011/09/21

Laboratorio di Sig.Giuseppe

Sig.Giuseppe
知らない道を歩くのが好きです。

なのでよく道にも迷います。

でもたいがい行きたいところには辿り着けるし、

自分で意図していなかったのに、本当の目的はこれだったのかも知れないと

思うような出会いがあることもあります。

偶然だけど必然を感じる瞬間もあります。

後て考えて、そのことが自分にとって象徴的な意味があることもよくあります。

そのことが理解できても理解できなくても、

そういう瞬間に出会うために回り道をしているのかも知れません。

そうしてあちらこちらで発見をしてゆくのは、

地図の無い宝探しのようで新鮮な驚きがあります。


そんな風にFirenzeの裏道を一人で歩いている時に、偶然出会ったのは

ジュゼッペさんです。
薄暗い入り口から目を凝らすと何やらオブジェがいっぱい、素通りすることなど

できません。声をかけると快く仕事場に招き入れて下さいました。
鉄のイルカは天井を泳ぎ、立体のオブジェがそこかしこにあり

もう私は嬉しくて嬉しくて...
そうしたら、奥の間にあるオブジェも見せて下さいました。

1メーター以上あります!

Tante Grazie, sig.Giuseppe !!!

2011/09/17

On the Road

Georgia O'keeffe by John Loengard

大好きな、ジョージア オキーフさんです。

作品以上にオキーフの在り方そのものに 二十代の頃とても感銘を受けました。

その空気感に触れたくて、ロスからアリゾナまで車で旅をした事があります。
 
どこまでも続く荒野の赤い土に生えている草はブルーがかった緑色で、

初めて見る色のコントラストがとても美しかった。

見渡す限り人の見えない 神聖さを憶えるほどのその風景の中、

枯れ枝や石 その他そこで見つけた物で即興のオブジェを作り、

少しずつ動かしながらコマ撮りして、数秒のビデオを作りました。

あちこち歩き回っていると 、突然 馬の腿から先だけの皮がひきちぎれた

足が一本落ちていました。馬はコヨーテに襲われたのです。



旅をしている時は、どこであっても荒野を旅しているような気持ちになる時が

あります。

旅の道ずれにいつも小さなノートを持ち歩いています。

荒野でも街でも、バールや教会、美術館や橋の上でも、思いついた時に

絵や文章なんでも書けるように。

そんな旅先のノートから...

『人はその人生のうちで一度は荒野の中に入り、健康的で幾分は退屈でさえある

孤絶を経験するべきだ。自分がまったくの己一人の身に依存していることを発見し

しかるのちに自らの真実の、隠されていた力を知るのだ』 

Jack Kerouac 「The Lonesome Traveller

2011/09/03

Fly me to the moon

© setsuko kato 2014
made by Copper , Brass,  Silver & Wood

銅の月が昇り、銀の星をつけた梯子がかかっています。
(写真ボケボケでごめんなさい。)


月の光に梯子をかけて

星の光を道ずれに

Fly me to the moon


2011/09/01

Wake up !

© setsuko kato 2014
made by Gemstone of Amethyst, Magnetite, etc

アメジストの原石の上に鉄鉱石やガラスによる目が開かれています。

写真は伊島薫さんです。


『惺惺著(せいせいじゃく)』 

禅の言葉で心を目覚めさせよという意味です。

「惺」とは悟るとか心が落ちついて静かな様子、「著」とは意を強くする助辞。 

瑞巌(ずいがん)和尚は毎日自らに「惺惺著!(目を覚ましているのか)」と問い

「喏(はい!)」と答えて自己を鍛錬したそうです。

自分の心を目覚めさせ、喝を入れたい時の言葉です。